大学受験が終わり、第一志望に落ちた人は浪人するか滑り止めの大学に行くか悩みどころですよね。
僕は3年前、第一志望の大阪大学に落ちて滑り止めの同志社大学に行くことになりました。
しかし、入学してみたはいいものの自分の中ではやっぱり、大阪大学に入りたいという意思がつよくて、大学の授業をさぼって家で宅浪をしていました。
その時に思った宅浪をして何がつらかったかをまとめたので、宅浪を考えている人に参考になればと思います。
目次
大学を休学した
まず僕は大阪大学に落ちて同志社大学の理工学部に入ったのですが、やっぱり大阪大学に行きたくて仮面浪人することを決意しました。
仮面浪人するんだし友達なんか作ってはいけないと思い、最初ゼミがあってほとんどの人はそのゼミで友達を作るのですが僕は一切ほかの人と話しませんでした。
そんな僕に訪れたのは圧倒的な孤独でした(笑)
最初のころは友達がいないながらに授業を受けていたのですが、だんだん学校に行く意味が分からなくなって、学校がつまらなくなってしまいました。
そして僕は、学校を行かないようになりました。
一人暮らしの下宿先でずっと一人でゲームしたり時々勉強したりという生活を続けていました。
実家に帰って宅浪を決意
そうこうしながら大学の講義が半年間終わって、残りの半年を休学することを決意しました。
僕はこのままでは勉強もできないし、大学にも行けないと思い、大学を休学して実家に帰って勉強して、阪大に行こうと決心しました。
そこから、半年間宅浪をしたんですけど、結局大阪大学には受からず今は、同志社大学3年生をしています。(笑)
しかし、宅浪でつらかったことや学んだことがあるのでそのことについてまとめます。
宅浪でつらいのはやっぱり孤独だ
宅浪をすることですべての時間を勉強に捧げることができるため、成績も上がりやすいし、ずっと家にいるからめっちゃ楽じゃんと思っている人がいるかもしれません。
確かにそういう側面のすべてを否定するわけではないのですが僕は浪人するなら、予備校に行くことをお勧めします。
理由はやっぱり、宅浪は自分ひとりで勉強しなきゃいけないし、基本的に誰とも話をすることがないため、精神的にやっぱりつらくなります。
予備校の一番いいところは教え方がうまい先生がいるとかもあると思いますが、やっぱり同じ境遇にいる友人ができることだと思います。
浪人生はやっぱり世間からあまりいい評価を受けないと思うので同じ境遇にいる友人ができることで心の面で支えになると思います。
ただ、宅浪でも自分と同じような境遇にいる仲間がいれば問題ないので、そんな人が周りにいないという人はSNSなどで探してみるのもいいと思います。
宅浪は採点する人がいない
宅浪の難しいところの一つが数学などの問題をするときに採点してくれる人がいないことがあると思います。
僕自身、大阪大学の数学の問題を解いても、自分の解答で部分点をもらえるのか、また、何点くらいとれているのかがわからないため困ることがありました。
しかし、僕はZ会をやっていたため、Z会には阪大を受ける人のためのコースがあり、その問題を解いて提出することである程度自分が取れた点数がわかるため有効活用していました。
このように、宅浪するうえでは通信教育を使うことは非常に有効な手段だと思います。
勉強だけに打ち込んではいけない
宅浪をして感じたことは人間、勉強ばっかりすることはできないということです。
宅浪して、毎日14時間勉強しようと最初は意気込んでいたのですが、1週間ほどで挫折してしまいました。
ですから、宅浪するためには無理のない計画を立てて息抜きも必要になります。
僕は、毎日朝に勉強して、昼にジムに通って、夕方また勉強して、夜は友達と会うという生活をしていました。
こうすることで無理にストレスをためることなく日々を過ごすことができました。
また、やはり一番のストレス解消法は気の合う友人と話をするということだと思います。
他愛もないしょーもない話を友達とすることがどれほど大切かを宅浪を通して学べました。
規則正しい生活を送る
また、宅浪をすると日々の生活が不規則になりがちになります。
夜遅くに寝て昼の12時に起きるのが日課、みたいになってしまうと体調を崩したり精神病になってしまいます。
これは、人間のホルモンで大切な「セロトニン」といわれている物質が午前中でしか分泌されないからです。
セロトニンは幸せホルモンと呼ばれていて、人間の体になくてはならない物質ですので、あさの8時には必ず起きて、軽い運動をして、セロトニンを分泌させることでその日の勉強に対するモチベーションを向上させることが大切です。
まとめ
- 宅浪はまず計画を立てる
- 自分と同じような境遇の友人を見つける
- 規則正しい生活を送る
浪人をすることは世間から冷たい目で見られることがあるかもしれませんし、プレッシャーが大きいかもしれませんが普通の人生では得られない経験をしているとポジティブに考えて頑張ってほしいと思います。
今回は以上となります。