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MARCHと日東駒専を分野別(偏差値・就職力・平均年収)で徹底比較!

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  • MARCHと日東駒専の違いは?
  • 就職力はどれくらい違う?
  • 平均年収の違いは?

こういった疑問にお答えします。

 

本記事の内容

  • 日東駒専・MARCHとは?
  • 日東駒専とMARCHの偏差値はどれくらい違う?
  • 日東駒専・MARCHの有名企業への就職率ランキング
  • 日東駒専・MARCHの平均年収
  • 【まとめ】MARCHと日東駒専ではネームバリューの違いが大きい

 

本記事の信頼性

このブログを書いている僕は同志社大学を卒業し、現在京大大学院に通う理系大学院生です。

僕はこれまでに、MARCHや日東駒専、関関同立などの有名私立大学についての情報を徹底的に調べてきました。

その経験から今回はMARCHと日東駒専を分野別で徹底比較した記事を執筆しました。

 

日東駒専・MARCHとは?

日東駒専とMARCHは、どちらも東京の私立大学大学群を表しています。

 

日東駒専は、下記の通り。

  • 日本大学
  • 東洋大学
  • 駒澤大学
  • 専修大学

日東駒専は、上記4校の頭文字をとった中堅私立大学群を表しており、難易度としては、MARCHと大東亜帝国の間に位置しています。

 

MARCHは、下記の通り。

  • 明治大学
  • 青山学院大学
  • 立教大学
  • 中央大学
  • 法政大学

MARCHは、上記5校のイニシャルをとった難関私立大学大学群を表しており、難易度としては、早慶と日東駒専の間に位置しています。

 

日東駒専とMARCHのブランド力は?

MARCH・日東駒専のブランド力としては、

早慶>MARCH・関関同立>成成明学=四工大>=日東駒専・産近甲龍>大東亜帝国・摂神追桃

上記のイメージです。

 

MARCHや日東駒専の知名度としては、

  • MARCH:東京や首都圏以外の人であってもほとんどが知っているレベル
  • 日東駒専:東京や首都圏以外の人だと大学群は知っていてもそれぞれの大学は言えないレベル

上記の通り。

もつ
実際に関西では、日東駒専より産近甲龍の方が知名度やブランド力が高めです。

 

このように、

住む地域によって差が生まれるのが日東駒専。

住む地域によらず、高学歴であることが知られているMARCH。

こういった違いがあります。

 

それでは、日東駒専とMARCHを分野別で比較していきましょう。

 

日東駒専とMARCHの偏差値はどれくらい違う?

日東駒専の偏差値

順位 大学名 偏差値
1 東洋大学 60.0〜45.0
2 専修大学 57.5〜50.0
3 駒澤大学 57.5〜47.5
4 日本大学(医学部除く) 57.5〜35.0

※参考:パスナビ

上記の通り。

 

日東駒専の偏差値は、60〜35と幅広い偏差値帯の学生が在籍しています。

一般的な、日東駒専の偏差値は50程度必要と言われていますが、この表を見る限り、53程度が平均であることがわかります

 

また、東洋大学の上位学部である国際観光学部の偏差値は60とMARCHと同程度の学力が必要なことがわかります。

こういったように、同じ日東駒専でも学部や学科によって偏差値に大きな違いがあります。

特に、日本大学は医学部も設置されており、学内での上位層と下位層の学力差はこれ以上に大きいと言えます。

 

MARCHの偏差値

順位 大学名 偏差値
1 青山学院大学 67.5〜55.0
2 明治大学 65.0〜57.5
3 中央大学 65.0〜55.0
3 法政大学 65.0〜55.0
3 立教大学 65.0〜55.0

※参考:パスナビ

上記の通り。

 

MARCHの偏差値は、大学による大きな違いはあまり見られず、平均的に60近辺といった結果となりました。

この理由としては、『MARCHであればどこでも良い』という受験生が多く相対的な受験者層に違いが生まれにくいことが要因の一つです。

 

MARCH VS 日東駒専

MARCHと日東駒専の偏差値の違いは、約8程度であり『やや差がある』と言えます。

ただ、日東駒専の場合は学部によって偏差値の違いが大きく

日東駒専の上位学部の受験者層≒MARCHの下位学部の受験者層

上記のイメージです。

 

それぞれの大学の難易度としては、

青学≒明治>=中央=法政=立教>東洋=専修>=駒澤>=日大

上記の通り。

これより、東洋や専修は、偏差値の割りに評価は低めだと言えます。

 

日東駒専・MARCHの有名企業への就職率ランキング

順位 大学名 有名企業への就職率(%)
1 青山学院大学 29.1
2 明治大学 28.4
3 立教大学 23.8
4 中央大学 21.4
5 法政大学 21.1
6 日本大学 9.2
7 東洋大学 8.7
8 駒澤大学 7.0
9 専修大学 7.0

※参考:東洋経済

上記の通り。

 

有名企業400社への就職力としては、MARCHと日東駒専では大きな違いが見られました。

この理由としては、やはりネームバリューによる違いが大きいと思われます。

というのも、有名企業では、エントリー数が多いため学歴フィルターでふるいにかけることが多く、その基準が関関同立・MARCH以上で分けられることが多いからです。

 

企業説明会に応募する際、

  • 関関同立・MARCH以上の場合:空席
  • 日東駒専・産近甲龍以下の場合:満席

こういったように説明会すら参加できないといったこともあります。

 

そのため、大企業への就職であれば、MARCHの方が強いことはまちがいないでしょう。

 

ただ、僕の体感ですと、偏差値が高い学生の方が就職に対する意識も高い学生が多いため、就職先もよくなる傾向にあります。

ですから、日東駒専の学生は、事前にしっかりと準備をすることで学歴以上に差別化できるようにすることが大切です。

 

日東駒専・MARCHの平均年収

順位 大学名 平均年収(万円)
1 中央大学 531
2 明治大学 524
3 青山学院大学 510
4 立教大学 504
5 法政大学 482
6 日本大学 469
7 駒澤大学 456
8 専修大学 452
9 東洋大学 425

上記の通り。

 

MARCHと日東駒専の平均年収を比べた場合、MARCHの平均年収の方が約60万円ほど高い水準であることがわかりました。

やはり、有名企業・大企業への就職率が高いMARCHの方が平均年収でも日東駒専を大きく上回っていることがわかります。

平均年収は、企業規模や業績と相関する場合が多いため、MARCHと日東駒専の就職力の違いが平均年収にも表れているのだと感じますね。

 

ただ、日東駒専だけで比較してみると意外にも日本大学がトップとなっており、法政大学と大差ない高水準になっています。

この理由としては、日本大学は慶応や早稲田を抜き全国トップの起業家数を誇っているため、年収1億円以上の上位層が平均年収を釣り上げていることが考えられます。

もつ
そのため、平均年収だけを見て大学を選ぶことはおすすめできません。

 

【まとめ】MARCHと日東駒専ではネームバリューの違いが大きい

今回は、MARCHと日東駒専について徹底調査させていただきました。

大きく感じたこととしては、やはりMARCHのネームバリューは大きいということです。

 

企業の人事としては、

MARCH>日東駒専

上記のようにそれぞれの大学というよりも大学群で大別していることが多いのです。

このため、日東駒専の上位学部より、MARCHの下位学部の方がコスパが良いと言えます。

 

もし、大学で『これが勉強したい』というのがないのであれば、大学群で進路を選ぶこともありだと思います。

 

皆さんの進路選択の参考になれば幸いです。

今回は以上になります。

ありがとうございました。

 



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