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- 大学院進学にTOEICは何点くらい必要?
- 対策はいつからすれば良い?
こういった疑問にお答えします。
目次
本記事の内容
- 大学院進学について
- TOEICが必要な大学院が多い
- 大学院試験の必勝法は早めの対策
- TOEICの点数の目安は?
- 隙間時間でTOEIC340点から660点まで上げた僕の勉強法
- まとめ
本記事の信頼性
このブログを書いている僕は同志社大学から京都大学大学院に進学した京大院生です。
僕の大学院受験の経験から院試で必要なTOEICの点数について記事にしました。
大学院進学について
理系の大学生の多くは4年生になると研究室の配属されて、就職するのかそれとも大学院に進学するのかを決めなければいけません。
理系は文系と比べると多くの人が大学院に進学しています。
学部別の大学院進学率の割合は下記の通り。
学部大学院進学率(%)
人文6.6%社会4.0%理学43.3%工学36.9%農学24.2%
このように理学部の大学院進学率が約半数なのに対し、文系学部の大学院進学率は一桁となっています。
この理由としては、やはり就職による違いが大きいです。
理系の場合、
- エンジニア職
- 研究職
こういった専門知識が要求され、大学で学んだことと企業で行なっていく仕事が直結しているため、就職では大学院生の方が有利になります。
そのため、理系は文系よりも大学院進学率が高いです。
大学院試験がどんなものなのかということは下記の記事を参考にしてください。
TOEICの点数の目安は?
では、TOEICではどのくらいの点数が必要なのか。
これは、大学によっても違うし自分が受ける研究室によっても異なります。
ですので、一概にこの点数とは言えないのですが僕が東工大の電気系の大学院説明会に参加した時にその研究室の先輩から聞いた話だと大体600点あれば優秀な方らしいです。
本当かわかりませんが東工大の電気系だと700点あれば満点扱いなんだとか。
説明会では、4人くらいの人にTOEICの点数を聞いたのですが600点未満の人がほとんどでした。
東工大でさえこの点数ですので東大、京大を除く他の大学でも600点くらいとっていれば十分だと思います。
ですので、目安としては
- 750点以上 大きなアドバンテージ
- 650点以上 十分
- 550点以上 少し不利
- 550点未満 不利
これくらいのイメージで大丈夫だと思います。
大学院入試は、基本的に専門科目の配点が高く、TOEICの点数は参考程度としている大学院も少なくありません。
ちなみに僕が受けた京大の大学院入試では、TOEICの点数は全体の15%程度でした。
そのため、TOEICに時間をかけるなら専門科目に時間をかけることをおすすめします。
また、TOEICは3ヶ月ほど勉強したら600点くらいなら誰でも取れるくらいの点数ですが院試と並行して勉強するとなると結構大変です。
そのため、TOEICは早めに勉強してある程度の点数をとっておいて、専門科目などの重い科目に時間を割けるようにしておきましょう。
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TOEICが必要な大学院が多い
理系の試験科目は主に3つあります。
- 数学
- 専門科目
- 英語
数学や専門科目に関しては、それぞれの大学院、専攻別で様々な問題形式になっています。
ですから、大学院入試は、大学受験と違って自分が受ける大学院の専攻にあった問題演習を積む必要があります。
そのため、
- 東大大学院なら東大大学院の勉強
- 東工大大学院なら東工大大学院の勉強
こういった感じで人によって勉強する内容が違ってきます。
しかし、英語だけはTOEICやTOEFLの点数を院試の点数に代替することが多いです。
つまり、TOEICやTOEFLで高得点を取っておくことで、どの大学院を受けることになっても使えます。
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大学院試験の必勝法は早めの対策
院試って、誰でも入れて簡単といったイメージを持っている人が多いです。
しかし、実際は難しくはないけど簡単ではありません。
受験する大学院・専攻にもよりますが、院試の難易度は割りと高いです。
その理由としては、大学院に行こうと思う人って、そもそもモチベーションが高かったり目標がしっかりとしている人が多いです。
そのため、院試自体の倍率は低くても、受ける人の猛者率が違うわけです。
例えるなら、
- ミスターサタンやサイバイマンレベルの人が出場する1万人規模の天下一武道会
- スーパーサイヤ人しか参加できない100人規模の天下一武道会
どっちの方が勝ちにくいかというと圧倒的に後者ですよね。
ですから、大学院入試は、倍率は低いけど意外と落ちますので早め早めの対策が必要です。
大学院試験で使うTOEICやTOEFLは、いつ受験しても良いの?
そのため、早いうちにTOEICの勉強をすることで、専門科目に多くの勉強時間を残すことができます。
- 3年の終わり頃までに自分の目標とする点数を取る
- 4年からは専門科目に集中する
こういったプランがおすすめです。
隙間時間でTOEIC340点から660点まで上げた勉強法
昔から英語が得意な方ではなかったのですが、センター試験の英語レベルなら解けていたのでこの点数は結構ショックでした。
そこから、1日30分の勉強で660点まで底上げすることができました。
660点なので自慢できるような点数ではないですが、自分なりにTOEICで点数を上げるコツがわかったのでご紹介します。
TOEICは純粋な英語力というよりもTOEIC独特の問題が多く、時間も足りなくなりがちなため、TOEICのための勉強をすることが大切です。
僕がTOEICで点数を上げるために行ったことはたったの3つだけです。
それは
- 文法を完璧にする
- 公式問題集を解きまくる
- スタサプを活用
上記の通り。
一つずつ解説していきます。
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文法を完璧にする。
まず、TOEICでは文法問題が大きな比重を持つため、文法を勉強しました。
その時に使った問題集がこちらです。
この問題集は結構分厚くてボリューミーな一冊なのですが、問題が左にあって回答が右にあるというとても見やすくて勉強しやすい構成になっています。
また、出やすい単元の順番で構成されているため、本番までに全部終わらせることができなくても点数が上がることが期待できます。
僕は、TOEICの文法が苦手で、また速く解くことができなかったのですが
この問題集を1冊やるだけで文法が得点源になりました。
公式問題集を解きまくる。
公式TOEIC Listening & Reading問題集(6)
ある程度文法が完成したらあとは公式問題集を解きまくりましょう。
TOEICという試験はこの試験形式になれるということが最も大切です。
現在、公式問題集が5冊出ていますので模試2回分で3000円とちょっと高いですが、これで院試に受かるんだったら安いもんだと思います!
スタサプを活用する
スタサプと言えば、大学受験のための動画配信サービスといったイメージを持っている人が多いと思います。
でも、TOEIC対策としてもスタサプはめちゃくちゃ良いサービスです。
スタサプENGLISHの実績としては、
- TOEIC L&Rテスト対策NO.1英語学習アプリ
- 利用者数No.1
- 英会話力向上No.1
- 隙間時間学習No.1
- 認知度No.1
- 楽しさNo.1
- 使いやすさNo.1
上記の通り。
スタディサプリの良いところは、1回3分で完結できるところ
なので、友達と待ち合わせをしていて、ちょっと早めに着いちゃった時とか、スマホで3分でTOEICの勉強ができてしまいます。
一瞬の隙間時間でもスマホさえTOEIC対策ができます。
ですから、
- 基本的には公式問題集
- 隙間時間、暇な時間にスタディサプリ
これだけでTOEICの点数は割りと上がります。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は院試を受けるためにはTOEICの点数を早めにとっておくということ。
また、どれくらいの点数が必要なのかということをお話ししました。
大学4年になると研究室配属や卒論もあってなかなか院試だけに時間をかけることができません。
ですから、直前になって焦る前に早めの対策をオススメします。
今回は以上になります。
ありがとうございました。