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関関同立で平均年収が高いのはどの大学? 主な就職先は?

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  • 関関同立で平均年収が高い大学はどこ?
  • 年収に違いが出る理由は?

こういった疑問にお答えします。

本記事の内容

  • 関関同立の平均年収ランキング
  • 人気企業342社への就職率
  • 同志社大学の就職先
  • 関西学院大学の就職先
  • 関西大学の就職先
  • 立命館大学の就職先
  • まとめ:総合評価は同志社、コスパが良いのは関学

本記事の信頼性

 

このブログを書いている僕は同志社大学を卒業し、京大の大学院に通う理系大学院生です。

元同志社生が、関関同立の年収の違いや就職先の違いについて徹底的に調査しまとめてみました。

また、数々の企業説明会や先輩へのインタビューにより、関関同立の企業側からのイメージの違いも肌感覚的にわかってきたので今回は全て暴露します。

 

関関同立の平均年収ランキング

同志社大学 522万円

関西学院大学 513万円

関西大学 467万円

立命館大学 466万円

平均年収では同志社大学が522万円で1位でした。

この結果の特徴的なところとしては、

  • 同志社と関学の平均年収がほぼ同じ
  • そこから少し離れて関大と立命館の平均年収がほぼ同じ

といった結果になりました。

 

人気企業342社への就職率

同志社大学 35.5%
関西学院大学 30.1%
立命館大学 25.8%
関西大学 22.6%

 

上記の通り。

このように人気企業342社への就職率においても、同志社、関学、立命館、関西大学といった順番になりました。

関関同立の中でも偏差値が抜けている同志社大学の就職率が一番高いことがわかります。

 

しかし、そのほかの関関立においては、偏差値的な優劣はつけがたいのですが就職率に大きな違いが見られました。

こういった理由も踏まえてそれぞれの大学別での就職先について一つずつ解説していきます。

 

同志社大学の就職先

同志社大学の平均年収は、522万円で関関同立の中でトップになりました。

同志社の平均年収が高い理由は圧倒的な就職実績にあります。

同志社(文系)の就職先、上位5社
就職先 過去10年間の就職者数 平均年収
1位 三井住友銀行 475 814万円
2位 三菱UFJ銀行 436 773万円
3位 京都銀行 407 660万円
4位 国家公務員(一般職) 371 686万円
5位 日本生命保険相互会社 370 652万円

 

同志社(理系)の就職先、上位5社
就職先 過去10年間の就職者数 平均年収
1位 パナソニック 168 760万円
2位 日立製作所 107 894万円
3位 ダイキン工業 100 741万円
4位 三菱電機 95 817万円
5位 トヨタ自動車 81 851万円

 

上記のように同志社大学の主な就職先としては、大手優良企業ばかりが並んでいます。

これは、関関立と比べても群を抜いた就職実績ですね。

やはり、西日本で一番偏差値が高い私立大学というブランド力が同志社生の就職にも表れています。

 

関西学院大学の就職先

関学は、関関同立の中で、同志社についで高い平均年収になりました。

この理由としては、関学の昔のイメージが残っていることが一つの要因だと思われます。

昔の関関同立の序列は関学=同志社>立命館>関大でした。

しかし、今では

同志社>関学=立命館>関大

といった感じになっています。

ですが、企業の人事は年配の人が多いので、昔のイメージである関学=関関同立の中ではトップといった印象を持っている人が多いため偏差値以上に就職は強いです。

そのため、平均年収が同志社とほぼ同じ結果になったのでは無いでしょうか。

 

関学の主な就職先
就職先 過去1年間の就職者数 平均年収
1位 三井住友銀行 85 814万円
2位 三菱東京UFJ銀行 46 1086万円
3位 兵庫県教育委員会 39 694万円
4位 三井住友海上火災保険 35 740万円
5位 損害保険ジャパン⽇本興亜 34 554万円

 

関学の特徴としては、教育委員会が就職先として多いことですね。

これは、関関同立で唯一教育学部がある大学であることが要員しています。

僕の友人も、教師になりたいという夢を持っていたので、同志社に受かったけど関学に進学した友人がいました。

こういった、大学独自の特色によって就職先も変わってきますね。

 

関西大学の就職先

関西大学の平均年収は、同志社や関学と比べるとやや劣った結果になりました。

しかし、偏差値では、関関同立の中で一番低いのにも関わらず、立命館大学より平均年収が高くなったのは少し意外でしたね。

 

関西大学の主な就職先
就職先 過去1年間の就職者数 平均年収
1位 日本郵便 48 770万円
2位 みずほフィナンシャルグループ 45 990万円
3位 三井住友銀行 44 814万円
4位 池田泉州銀行 31 775万円
5位 近畿大阪銀行 29 520万円

 

関大は大阪にある大学ということで、大阪に本店がある池田泉州銀行と近畿大阪銀行の2つの地方銀行がランクインしました。

また、関大の卒業生は、ありとあらゆる企業に就職しています。

大手企業だけでなく中小企業やベンチャー企業など規模や業界の企業に就職しています。

 

そして、就職ではなく自分で会社を作って経営者になっている人も多いようです。

関大生に起業家が多い要因としては、関大には独自の起業資金支援制度があり、起業を支援する取り組みが行われていることがあげられます。

ですから、就職せずに自分の会社を作りたいという人は関大に進学することをおすすめします。

 

立命館大学の就職先

立命館大学の年収は、同志社や関学と比べるとやや劣った結果になりました。

これは、立命館大学がある京都には、京都大学や同志社大学といった高偏差値な大学がありそこと比べるとどうしても見劣りしてしまうことが一つの要因だと考えられます。

 

僕自身、同志社生で京都で行われている企業説明会やOBへのインタビューをする機会があるのですが、就活の有利さにおいては、

京大

-------超えられない壁----------

同志社

--------厚い壁----------

立命

くらいの差があるのを感じますね。

そのため、立命館大学は偏差値の高さの割には、関関同立の中の就職での評価は低いようです。

 

立命館大学の主な就職先
就職先 過去1年間の就職者数 平均年収
1位 京都銀行 46人 660万円
2位 パナソニック 43人 760万円
3位 三井住友銀行 32人 814万円
4位 みずほファイナンシャルグループ 32人 990万円
5位 三菱東京UFJ銀行 24人 1086万円

 

まとめ:総合評価は同志社、コスパが良いのは関学

今回は関関同立の年収、就職先を徹底比較してみました。

やはり、就職や偏差値、知名度など総合的な面では同志社が他を圧倒しています。

しかし、就職面でその同志社に引けを取らない実績を持っている関学が受験生にとっては超コスパの良い大学です。

 

また、今回は関関同立の年収や就職先についてまとめましたが、年収や就職だけが大学の価値ではないということは僕が同志社大学で3年間過ごして身にしみて感じています。

結局は、自分のやりたいこと目指している夢に向かって頑張れるような大学、学部を選ぶことをおすすめします。

 

今回は以上になります。

ありがとうございました。



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