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【実体験あり】理系はうつになりやすい? うつ病で休学した僕がすべて暴露します。

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  • 理系はうつになりやすい?
  • 理系がうつになる原因は?

こういった質問にお答えします。

本記事の内容

  • 理系がうつになりやすい理由4選
  • 理系がうつにならないための対処法
  • うつ病から脱却する方法
  • まとめ

本記事の信頼性

このブログを書いている僕は現在現役の理系大学生で、大学1年の半年間友達ゼロ、単位ゼロの大学不登校でうつ病になりました。

そこから半年間休学して、2年目に復活。

そのあと3年間で卒業単位を取りきった僕が、理系がうつになりやすい理由とその対策について解説します。

理系がうつになりやすい理由4選

  • 忙しさが文系の比じゃない
  • そもそも、大学生活に溶け込めない
  • 教授が高圧的
  • 留年する

上記の通り。

一つずつ解説していきます。

忙しさが文系の比にならない

まず、理系大学生がうつになる理由として一番多いのは、忙しいからです。

  • 文系は、毎日遊んで、恋愛やバイトといった充実した学生生活を送っている。
  • 理系は、毎日実験のレポートや授業の課題に追われてろくに睡眠も取れていない。

こんな状況が同じ大学の中でも普通にあります。

理系大学生の一日のスケジュール
  • 8時   起床
  • 8時半  出発
  • 9時   授業
  • 12時  昼休み
  • 13時  実験開始
  • 18時  実験終了
  • 19時  帰宅
  • 19時半 バイト
  • 22時半 帰宅
  • 23時  風呂
  • 24時  睡眠

リアルにこんな感じです。

おそらくブラック企業のサラリーマン以上に忙しい時が普通にありますね。

 

もし、全国の大学生が全員理系だったらうつになる人も少ないかもしれません。

でも、比較対象として文系のキラキラした大学生活を送っている人を見ると、理系の人たちはすごい死にたくなるんですよね。笑

文系はこんなに遊べる時間があるのに、僕たちはどうして大学生にもなって勉強ばかりしているんだろうという気持ちが芽生えます。

本来は、大学は勉強をするところなんですけどね。

 

そもそも大学生活に溶け込めない

僕がうつになった理由はこれですね。

大学生になりたての頃、僕は高校と同じようにクラスがあって、何もしなくても自然と友達ができて幸せなカレッジライフが送れるんだろうなと思っていました。

しかし、現実は非情で、サークルに入る気がなく新歓に行かなかった僕は友達が全くできませんでした。

サークルの勧誘期間が終わり、講義が始まったのですがクラスにはもう仲良しグループができちゃっているわけです。

そんな中話しかける勇気がなく、僕は大学時代で初めてぼっちを味わいました。

 

そこから半年間、大学で話した友達はおらず単位も落としまくって大学に行けなくなりました。

ネットでうつ病診断すると、『あなたは、重度のうつ病です』という診断結果。

その時は人生に絶望しましたね。

 

そこから休学を決意し、半年間休学。

復帰してからは、しっかり友達も作れて単位も卒業単位数獲得できて、普通の大学生活を送れています。

 

教授が高圧的

理系の教授の特徴として、変わっている人が多いです。

  • すぐ怒る人
  • 話が通じない人
  • 何を言っているのかわからない人

こんな感じの人がホントに多いので、普通な人を探す方が難しいくらいです。

 

理系の教授は基本的に頭がいいので、質問をしにいくと、

「授業で言ったやろ、板書してなかったんか。怒」

とちょっと高圧的に答えてくる人が割といます。

理系科目なので授業を真剣に聞いていいてもわからない問題が多々あるのですが、こういった対応なのでメンタルに結構きますね。

 

それに、4年になると研究室に配属され研究室によっては、嫌な教授と四六時中一緒にいなければいけません。

ですのでブラックな研究室に配属された友人は、割とメンタルがやられていましたね。

こういう人間関係のトラブルもあり理系の研究室選びは、大切なので早めに情報収集しておきましょう。

 

研究室選びについては下の記事が参考になります。

【実体験あり】理系大学生が楽な研究室を選ぶべき理由3選!

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留年する

理系の一番メンタルがやられる出来事といったら留年ですね。

中学や高校は留年する人なんてほぼいないです。

いたとしてもよっぽど成績が悪い人です。

でも、理系大学生にとって留年は割と起こりうることなんですよね。

 

僕の通っている同志社大学の理工学部では、留年率が全体の約30%になります。

3〜4人に一人は留年してしまうわけです。

 

理系の学生の特徴として

  • 真面目
  • 優秀
  • プライドが高い

こういった人たちが多く、中学、高校までの学生生活で自分が留年するなんて想像もできないような優秀な人たちが集まっています。

そんな優秀な高校時代を送っていた学生が大学に入って留年を突きつけられるとメンタルがやられてしまうんですよね。

僕の友人にも留年が決定して、退学した人、病んで休学している人もいます。

 

しかし、そんな中、留年しても理系が留年するなんて当たり前だから仕方ないと割り切って新しい学生生活を楽しく送っている人もいます。

結局は、留年を肯定的に受け止めるか否定的に受け止めるかの本人の考え方次第で精神的負担が全く異なります。

 

理系がうつにならないための対処法

理系がうつにならないためには、

  • 文系と比べない
  • 自分のせいにしない
  • 楽な講義を取る
  • 最初に交友の輪を広げておく

これが大事ですね。

僕もそうでしたが、うつ病になる人は他者と自分を比べてしまい落ち込んでしまう人が多いです。

そして、自分のせいにして、すべて自分で悩みを抱え込んでしまいます。

落ち込んだ時は、何もかも忘れて人と話す。

これが意外と重要です。

人間喋るだけで割と心が軽くなるんですよね。

 

また、大学生活の最初でつまずかないことですね。

やっぱり最初はみんな友達がいないし、不安な人が多いです。

ですから、割と気軽に話しかけたら喜んで答えてくれます。

自分から話しかけてとりあえず友達5人くらいは確保しておきましょう。

最初に作った友達が4年間の大学生活で一番の友達になることなんてまずありません。

しかし、交友の輪を広げるきっかけとして最初に作る友達は重要です。

それだけで後々の大学生活の充実さが全く異なってきます。

 

うつ病から脱却する方法

  • しっかりと休む
  • 関わる人間を選ぶ
  • 朝に日光を浴びる
  • 過去のことに対して執着しない

僕の経験上この4つが大切です。

そして、しっかりと休息をとりましょう。

 

僕が、うつ病から脱却できたのは、ちゃんと休学して休んだからです。

休学している間は、

どうして自分は大学にもしっかり行くことができないんだ。

という風に自分を責めてしまって外に出ることさえ恐怖心がありました。

しかし、周りの人の支えもあり徐々に回復していき、まだうつ病が再発することに対する不安はありますが穏やかな学生生活を送れています。

 

また、朝に日光を浴びるというのも非常に大切です。

朝に日光を浴びることで、脳内で『幸せホルモン』と言われるセロトニンが分泌されて気持ちがハッピーになります。

1日の活力を作るという意味でもこのセロトニンの分泌は欠かせないので毎朝少しだけでもいいので外に出て日光を浴びる。

それだけで、気持ちがポジティブになります。

 

まとめ: 忙しい中でもしっかりと休んで学生生活を謳歌しよう。

理系は忙しいし、勉強はわからないしでメンタルがやられやすい環境です。

ですから、いかにサボるか、いかに楽して単位を取るかが割と重要です。

たとえ、勉強頑張って首席で卒業できたとしても身体を壊してしまっていては意味がありません。

休むときはしっかりと休む

遊ぶときはしっかりと遊ぶ

頑張るときはしっかりと頑張る

こういうメリハリを持つとストレスも軽減できますよ。

今回は以上になります。

皆さんのハッピーカレッジライフに少しでも手助けになれたら幸いです。

 

 



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