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- 大学院に行きたいけど、落ちた時のために就活もしておきたい。
- 就職したい会社があるけど内定をもらえるかわからないから、大学院も考えている。
そういった悩みから、院試と就活の両立は可能かどうかを考察してみました。
目次
本記事の内容
- 院試と就活の両立は可能?
- 院試の時期と就活の時期の違い
- 大学院受験は2校まで、就活は5社まで
- 優先順位をつけよう。
- 就活を経験している大学院生は無敵です。
本記事の信頼性
このブログを書いている僕は、現在院試と就活とブログの両立を目指して奮闘している理系大学生です。
院試と就活は両立に成功した、友達や先輩へのインタビューによって院試と就活を両立させる時のポイントなどを徹底的に聞いたのでその情報を全て暴露したいと思います。
院試と就活の両立は可能?
まず、初めに院試と就活の両立は可能なのかという質問に対する答えは
大学院入試は、ほとんどの人が受かる入試で落とす試験というよりも受からすための試験です。
そのため、基本的な問題しか出ませんし、そこまで対策が必要なわけではありません。
ですから、一般的な大学院入試であれば、就活との併用は可能です。
しかし、ここで注意点があります。
東大だけは別です。
大学院入試の過去問や倍率をみてもらえればわかるのですが、東大だけは他の大学と難易度が全く違います。
やっぱり、日本の最高学府なだけあって、難しい問題も出ていますね。
また、東大はネームバリューもあるため、全国から大学院受験生が集まりますから、必然的に倍率も高くなります。
ですから先ほど言ったような受からす試験というよりは、落とすための試験に近い印象ですね。
そのため、東大の院試を受験する人は、そのための勉強に特化した方が良いですね。
院試の時期と就活の時期の違い
院試と就活が両立可能な理由としては下記のように時期が全く異なるからです。
時期の違い
院試:4年の8、9月
就活:3年の10月~4年の5月
院試は主に大学4年の夏に行われます。
就活は大学3年の後期から4年の春までですね。
ですから最悪、就活が終わってから院試の勉強をすることも可能だということです。
また、就活って自分の行きたい企業から内定がもらえたら割とあっさり終わっちゃうことも多いんですよね。
そのため、まずは就活に全力を注いで、早めに終わったら大学院進学も考えてみるっていうこともありだと思います。
実際に僕の先輩でも、もともと就職したくて就活頑張ったけど、とりあえず院試受けてみたら受かったから大学院に進学したっていう人もいました。
ですから、就活だけに専念したり、院試だけに専念するというのは自分の視野を狭めてしまっていることにもつながりますので両方挑戦してみることをおすすめします。
大学院受験は2校まで、就活は5社まで
院試と就活は両立可能ですが、両方うまくいかせようと思えば、戦略が非常に重要になってきます。
まずは、受験校と受ける企業を絞りましょう。
受かったら自分が本当に行きたいと思える大学院2校まで
内定を取れたら自分が本当に入社したい企業5社まで
大学院は、大学受験と違って、大学や専攻によって問題の傾向が全く違います。
受験する科目も違うこともありますので、大学受験のように3校も4校も受けようとすると対策しきれずに全て落ちてしまうことになりかねません。
ですから、自分の学部時代の大学院1校と外部の大学院1校の2校に絞ることをおすすめします。
そして、できれば問題傾向の似ている大学院を選びましょう。
就活に関しては、
- どのくらいその企業について知っているか。
- その企業に対して自分は何ができるのか。
- その企業に入りたいという熱意
これが、内定のために重要になってきます。
本気で入りたいと思う企業でないと就活ではうまく行きません。
薄く広く何十社も受けるよりも、5社くらいに絞って、その5社について調べまくって受けた方が内定率もグンと上がってきます。
また、院試と就活を両立させようと思ったら、何十社も受けている時間はありません。
自分の時間をコントロールして効率よく勉強と企業分析を両立させましょう。
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優先順位をつけよう。
就活と院試の両立のために絶対的に必要なことは、優先順位をつけるということです。
まず、大学院と企業、両方受かったらどっちに行くかです。
この優先順位を決めておかないと、直前期にどっちに重点的に時間を割り当てるかが曖昧になってしまいます。
院試にしろ、就活にしろ直前期は両方ともに時間をさくことはできません。
ですから、自分がどっちを重視するかを決めておかないと両方ともうまくいかなくなることになりかねないわけです。
そして、就活と院試のどっちを優先するかを決めたら、その中でも具体的にどの企業、どの大学院に行きたいかを順位付けします。
- A社
- B社
- M大学
- N大学
- C社
こんな感じですね。
この人の例で言えばA社から内定をもらえることを最優先に考えるべきで、その次にB社、その次にM大学といった感じです。
こうやって自分が受ける企業や受ける大学に優先順位をつけることで頭が軽くなりますし、自分が今何をするべきなのかが明確になります。
ですから、就活と大学院受験、両方するときは戦略として優先度が高い順に対策するということをおすすめします。
就活を経験している大学院生は無敵です。
大学院に進学したら修士1年の終わりごろには就活が待っています。
- その時、初めて就活を経験する人
- 学部4年の時に就活を経験した人
どっちが内定をもらいやすいかって一目瞭然ですよね。
就活で一番重要なのは経験です。
面接に慣れているか、ESを書きなれているかなどの総合力が試されます。
今、中学生に戻ったとしたら、テストでもっと良い点数が取れたと思いませんか。
これは、これまでの経験によって、テストで点を取る方法がわかっているから言えるのであって現役の中学生にとってはすごく難しいことなんです。
就活でも同じで経験値が高い人がやっぱり有利です。
ですから、学部時代に院試も就活も経験することで、修士に上がった時の就活にその経験が役に立ちますので就活と院試の両立はとてもおすすめです。