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- 仮面浪人はつらいの?
- 仮面浪人するメリットは?
こういった疑問にお答えします。
目次
本記事の内容
- 仮面浪人はつらいのか?
- 仮面浪人すると心身ともにやられます。
- 仮面浪人するなら大学を休学するべき
- 大学の休学は簡単にできます。
- 大学を休学すると就活に影響が出る?
- 仮面浪人は同じ境遇の仲間を作ろう
- 仮面浪人はつらいけど、おすすめです。
- まとめ:【結論】休学して仮面浪人は最強です。
本記事の信頼性
このブログを書いている僕は、現役大学生です。
大学に入りたての頃、第一志望の大学が忘れられなくて仮面浪人しました。
その経験をもとに当時味わった仮面浪人のつらさや仮面浪人することのメリット・デメリットについて全て語ります。
仮面浪人しようか迷っている人に少しでも参考になれば幸いです。
仮面浪人はつらいのか?
ネット上では仮面浪人はメンタル的につらいからやめておけとか、仮面浪人は学歴コンプの塊だとか言われています。
確かにそういった面もあります。
でも、やり方次第では仮面浪人はおすすめです。
僕は、割と一人でも平気な方だし、ネット上の意見なんて信じる必要はないと思って仮面浪人を始めました。
しかし、仮面浪人をしだして3ヶ月もしないうちにメンタルが病んでしまったんですよね。
仮面浪人のメンタルが病む理由としては、
- 浪人生でもない大学生でもない状況に社会との壁を感じる
- 周りが大学生なので楽しそうな情報が入ってくる
- 大学の勉強と受験勉強で忙しい毎日
- 単位を落としてしまう
- 友人がほとんどできない。
こういった理由があります。
特に周囲とのギャップによるつらさはありましたね。
周りの友人が大学生なのでSNSを見ると、友達はサークルで旅行に行ったりスキーに行ったりとすごい楽しそうにしていたのを見ると絶望感がやばかったですね。
ですから、生半可な気持ちで仮面浪人をすることは絶対にやめておくべきです。
仮面浪人すると心身ともにやられます。
大学生は暇というイメージを持っている人は多いのではないでしょうか。
確かに、高校生と比べると明らかに拘束時間はありませんし、部活や勉強に毎日追われるなんてことはありません。
しかし、暇かと言われると全くそんなことはありません。
特に大学1年の頃は、毎日大学がありますし、それなりに課題もあればテストもあります。
僕自身、大学に入学して最初の半年間は授業を受けながら課題もやりながら受験勉強をしていました。
しかし、それを続けていると身体が壊れてしまったんですよね。
大学から帰って休憩する時間も惜しんで勉強していたので、睡眠時間もろくに取れていませんでした。
そして、
- ストレス
- 疲労
この2つで心身ともに疲れ果てた僕は、何に対してもやる気が起きないようになりました。
その時にネットでうつ病診断をすると重度のうつ病ですという診断結果。
そこから、大学にも行けなくなり、受験勉強どころではなくなっちゃったんですよね。
その後、大学の前期の単位は全て落とし、大学休学を決意しました。
仮面浪人するなら大学を休学するべき
大学を休学してからは、実家に戻って休養をとりました。
何もしないただただだらけた毎日を送っていると割とすぐに回復していきました。
そこで、人間には休憩が必要なんだと身にしみて実感しました。
これから仮面浪人をする人に言いたいことは、
仮面浪人するなら絶対に休学してください。
ということ。
大学の単位もとりながら受験勉強しようと思っても、普通の人のメンタル、体力では、絶対に耐えられないからです。
自分にはメンタルや体力に自信があるから大丈夫。
僕もそんな風に思っていました。
でも体力に自信があった僕でも3ヶ月でうつ病になるくらい満身創痍になったので、仮面浪人するなら休学することを強くおすすめします。
大学にも行って、大学の課題もやって受験勉強もして、うまくいったとしても自分の体を壊しちゃったり、メンタルが病んでしまったりすると元も子もありませんから。
大学の休学は簡単にできます。
大学によって違うかもしれませんが、休学って割と簡単に受理されます。
少なくとも僕の通っている同志社大学では、
進路の再考のため休学します。
と事務室の人に言ったら面談もなく簡単に受理されました。
しかも、休学は授業料も一切かからなくて、数万円の休学費用を払うだけで大学に籍を置くことができます。
そのため、一応、大学生でありながら普通の浪人生と同じように勉強に集中できるわけです。
休学に関してどのような手続きをしなければいけないのかは、一度自分の大学の事務室に聞きに行くことをおすすめします。
大学を休学すると就活に影響が出る?
僕は、半年間大学を休学して、卒業が1年間遅れました。
ほぼ留年したことと同じ状態で就活しました。
では、留年や休学が就職に影響が出るのかといえば、全くそんなことはありません。
就活の面接で休学した理由はおろか、休学に対して一切触れられることはありませんでした。
就活を経験してわかったことは、1年や2年の浪人や留年、休学は4年でストレートに卒業する人たちと全く同じ扱いになります。
企業は、学生が思っているほど大学での成績や浪人を気にしていません。
大切なのは、大学で何を勉強して何を頑張ってきたのかです。
その評価を高めるためにもできるだけ良い大学に入っておくことは大切です。
ですから、周りの教師や友人が浪人を反対したとしても気にせず全力で受験勉強に励みましょう。
仮面浪人は同じ境遇の仲間を作ろう
仮面浪人する時に心の支えとなるのは自分と同じような境遇の仲間です。
僕の場合、
- 同じように仮面浪人をしている友人
- 2浪している先輩
- 宅浪している友人
こういった人たちがいました。
自分と同じような境遇の人たちを探すと意外と周りにいたりします。
こういった人たちが周囲にいたおかげで、お互いに支え合って頑張ることができました。
もし、友人に浪人生がいないという人は、塾や予備校に行くことをおすすめします。
塾や予備校のいいところは、浪人生がいっぱいいて、受験勉強を一緒に頑張れる仲間を作れるということです。
自分の部屋に引きこもって勉強する方が、お金もかからないし意外と効率が良かったりするんですけど、メンタル的なことを考えるとやっぱり予備校に通うのが良いですね。
仮面浪人はつらいけど、おすすめです。
高校の教師や友人の中には、仮面浪人なんか成功しないしやめといた方がいいといった考えを持っている人が一定数います。
確かに、仮面浪人をすることで、周りには大学生もいるし成功確率は低くなると思います。
実際に僕自身、大阪大学に入りたくて1年間仮面浪人をしましたが受かりませんでした。
でも、仮面浪人をしたことに関しては全く後悔はありません。
もし、仮面浪人をしなかったら、一浪して同志社さえ受からなかったかもしれないし、大学に籍を置いているという保険があったからこそ全力で阪大受験に向かうことができました。
そして、仮面浪人をしてうつ病にまでなった経験があるからこそ、浪人している人や精神が病んでしまう人の気持ちが痛いほどわかるようになりました。
それに仮面浪人の経験をしたからこそこのブログも書けています。笑
まとめ:【結論】休学して仮面浪人は最強です。
仮面浪人のメリット
- 落ちても行く大学があるという保険がある
- 休学という選択肢がある
- 滑り止めを受けなくても良い
仮面浪人のデメリット
- 普通に浪人するよりメンタルがきつい
- お金がかかる
大学に行きながら仮面浪人するならメンタルや経済的負担は大きくなります。
しかし、休学することでほぼほぼお金もかかりませんし、大学に籍を置いたまま普通の浪人生として勉強することができます。
これは、リスクなしで志望校を1校に絞れるという割と最強な方法です。
周りの大人たちは休学して浪人なんて、そんなことはダメといった昭和脳な人がいるかもしれませんが、自分の志望校に受かるために最善の方法を取りましょう。
あなたのカレッジライフが光り輝くものになるように陰ながら応援しています。
今回は以上になります。
ありがとうございました。