はてな
- 勉強が捗らない
- 勉強のやる気が全く出ない
こういった悩みにお答えします。
目次
本記事の内容
- やる気が出るたった一つの勉強法
- 努力逆転の法則
- 結果を求めるのではなく手段を楽しむ
- ダラダラ勉強法で勉強を楽しむ
- 作業興奮
- まとめ:やる気は自然と出てくるものです。
本記事の信頼性
このブログを書いている僕は現在大学生の22歳です。
僕は高校2年の頃、欠点4つクラス42人中38位、偏差値40代でした。
そこから自分なりの勉強法を編み出し、クラス順位1位、物理の偏差値70.8(総合偏差値62)と割と良い成績を取ることができました。
その経験をもとに僕が実践した勉強のやる気が出るたった一つの勉強法をご紹介します。
やる気が出るたった一つの勉強法
今、高校生や中学生で勉強を頑張りたいけどやる気が出ない。
こういった人は多いと思います。
僕自身、高校2年までは勉強に対するやる気が全くゼロ
テストで欠点4つ取るくらいの落ちこぼれ高校生でした。
しかし、そんなダメダメな僕でも
- 毎日10時間勉強
- 全国模試の物理で偏差値70
- 定期テストクラス1位
- 同志社・関西学院大学合格
こういったことを実現できました。
では、実際に僕がどんな勉強をしてきたのか。
僕が行ったことはたった一つだけです。
それは、ダラダラしながら勉強することです。
ほとんどの高校生や中学生は、『勉強は座って集中できる環境でやるべきものだ』といったイメージを持っていると思います。
これは、ある意味正解である意味不正解です。
というのも、勉強で成果を出すためには、やっぱり他のことに気が散らない場所で集中することが一番です。
でも、勉強に集中できる場所で、集中しようと思えば思うほど人間は集中できない生き物だからです。
努力逆転の法則
あなたは、努力逆転の法則というものを知っていますか?
努力逆転の法則というのは、
1、意志力と想像力(イメージ)が相反した場合は想像力(イメージ)が勝つ。
(自律神経系は想像の影響をまともに受ける)2、意志の力で努力すればするほど、想像力(イメージ)は強力となり、その意志の努力とは、反対の結果となる。
3、意志力と想像力が相反した場合は想像力の強さは意志力の二乗に正比例する。
参考:C.Hブルックス/エミール・ク―エ著/河野 徹訳「自己暗示」
こういった定義のものです。
わかりやすくいうと
自分の意思と自分の想像(イメージ)では、自分の想像(イメージ)の方が勝ってしまうということです。
例えば、
- 野球のピッチャーが満塁でストライクを出そうとしてもボールばかり投げてフォアボールを出してしまう。
- 緊張せずにうまく発表しようと思えば思うほど緊張してしまう。
- 夜眠られず、眠ろうと思えば思うほど眠れなくなる
こういった誰もが経験したことのある現象が努力逆転の法則です。
この努力逆転の法則を勉強に置き換えると
勉強に集中しようと思えば思うほど集中できなくなる
こうなります。
ですから、勉強に集中できないことは人間として当たり前のことですから何も心配する必要はありません。
結果を求めるのではなく手段を楽しむ
人間は、努力逆転の法則により、努力しようと思えば思うほど努力できないという性質が備わっています。
では、人は努力することができない生き物なのか。
それは、全く違います。
努力逆転の法則は
自分が努力しようとイメージするから努力ができない
ということだから
努力しようと思わずに努力する
ということが必要です。
例えば、自分の好きなスポーツで考えてください。
僕は、昔からテニスが大好きなのですが、
- 友達とテニスコートを借りてひたすら好きな試合をする
- 部活動で、嫌々練習をこなす
これってどっちの方が上達すると思いますか。
答えは圧倒的に前者です。
前者は、努力をしようと思ってテニスをしているわけではなく、ただ自分の好きなテニスをしたら上達している。
こういった感じで、
上達するための手段としてテニスをしているのではなく、テニスをするという『手段』こそが楽しいという感覚です。
この感覚を勉強でも応用できたら勉強することが楽しくなるし、勝手に上達していきます。
ダラダラ勉強法で勉強を楽しむ
ということで、勉強に集中するためには、勉強を楽しむことが大切です。
ですから、
- 勉強は机に座ってしなければいけない
- 勉強はつまらないもの
こういった固定観念は捨てましょう。
勉強は、ダラダラしてOKです。
- ベッド寝転がりながら勉強
- 音楽を聴きながら勉強
- テレビを見ながら勉強
全部OKです。
こうやって、勉強に対する自分のハードルを下げることで勉強は楽しいものだという意識づけをしましょう。
そして、音楽やテレビを見ながら15分程度勉強してください。
そうすると、段々音楽の音やテレビの雑音がうるさく感じてきます。
これは、15分ほど勉強という作業をすることで、それ以外のものが目障り、耳障りになってくる人間に備わっている『作業興奮』という効果のためです。
作業興奮
作業興奮とは心理学者クレペリンが提唱した「やる気は初めた後で出てくる」という心理的作用のこと
参考:embryo
この作業興奮は、人間の手や足を動かして作業を開始することで徐々にやる気が出るという効果です。
つまり、ダラダラにでも勉強を始めてしまうことで徐々に勉強のやる気が出てくるというわけです。
僕は、このダラダラ勉強法を作業興奮という心理的効果を知らずに実践していました。
しかし、大学に入って色々と心理学について調べてみると、自分の勉強法は意外と理にかなっていたことに気づきました。
- 努力逆転の法則
- 作業興奮
この二つの心理的作用を利用して、努力をせずに努力する『ダラダラ勉強法』で成績を爆上げしましょう。
まとめ:やる気は自然と出てくるものです。
僕が高校生の頃、1回のテストで欠点を4つとって勉強のやる気が出ないときに、すごく落ち込んだし、どうしてこんなに自分はダメな人間なんだろうと自己否定していました。
もし、あなたが現在学生で僕のように悩んでいるなら伝えたいことがあります。
勉強のやる気が出ないのは当たり前だし、努力できないのは人として当たり前だということです。
今日、記事にしたような、人間の本質である
- 努力逆転の法則
- 作業興奮
こういったことを理解して、利用することで成績を上げてしていきましょう。
あなたの勉強に少しでもお役に立つことができれば幸いです。
今回は以上になります。
ありがとうございました。