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- 院試の電磁気学おすすめの参考書が知りたい
- 初学者でもわかりやすい参考書は?
こういった悩みにお答えします。
目次
本記事の内容
- 院試対策の電磁気学おすすめ参考書3選
- 【初学者向け】スバラシク実力がつくと評判の電磁気学キャンパス・ゼミ
- 【中級者向け】電磁気学演習 (サイエンス社)
- 【中・上級者向け】詳解電磁気学演習
- まとめ:自分のレベル別、目的別に使う参考書を選ぼう
本記事の信頼性
この記事を書いている僕は、旧帝国大学の大学院入試で外部生ながら500点満点中451点(9割以上)を取った現役京大院生です。
また、過去20年分以上の過去問を分析し対策と傾向を研究しました。
その経験から、院試の電磁気学でおすすめの参考書を3つご紹介します。
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僕自身が、関関同立GPA1点台から京都大学大学院に合格した方法をもとに懇切丁寧に執筆した有料記事(2980円)を公開しました。
ブログだけでは語れなかった『大学院入試攻略の決定版』をまとめ上げました。
興味のある方は是非、下記のnoteをご覧ください。
院試対策の電磁気学おすすめ参考書3選
- 【初学者向け】スバラシク実力がつくと評判の電磁気学キャンパス・ゼミ
- 【中級者向け】電磁気学演習 (サイエンス社)
- 【中・上級者向け】詳解電磁気学演習
上記の通り。
一つずつ紹介していきます。
【初学者向け】スバラシク実力がつくと評判の電磁気学キャンパス・ゼミ
こちらの参考書は、大学数学の参考書で一番有名といっても良いマセマシリーズの電磁気学版です。
このマセマシリーズは知っている人も多いと思いますが
- わかりやすい
- 基礎的な問題が多い
- 徹底的な解説
こういった初学者でも進めていけるようなとてもやさしい参考書になります。
特にマセマの良いところは、前提知識がなくても取り組めるという点です。
電磁気学やその他の分野の参考書でありがちなのが前提知識として、線形代数や微分積分の知識が必要なことです。
そのため、計算でつまづいた時に、線形代数の参考書を見ながら解かなければいけない時とかが頻繁にあります。
しかし、このマセマの電磁気学では、大学一年で習う数学の知識も取り入れられているため、これ一冊だけで取り組むことができます。
復習のために使う時にも最適な参考書になります。
ですから、
- これから電磁気を学び始める人
- 電磁気の復習として基礎を学びたい人
こういった人にマセマの電磁気学はおすすめです。
僕自身、電磁気学を履修して1年以上経ってから、学びなおしたので忘れている部分も多かったのですが、このマセマの電磁気学のおかげですんなりと思い出すことができました。
ただ、院試レベルの問題をマセマの電磁気学だけで解くことができるかと言われるとそれは難しいです。
マセマは、あくまでも基礎を抑えるために使う
ということが大切です。
ですから、マセマの電磁気学を一通り勉強したら次の参考書に移ることをおすすめします。
【中級者向け】電磁気学演習 (サイエンス社)
こちらは、サイエンス社が出している電磁気学の演習書です。
このサイエンス社の演習書の特徴としては、
- 1問1答形式
- 精選された問題数
こういった特徴があります。
この本の構成としては、高校数学のチャート式に似ていて、
- 上に問題
- 下に回答
- その下に類似問題
こういった構成になっています。
そのため、わからなかったらすぐ下に回答があるので見やすいですし、何よりサクサク進む感じがあるのでやる気が出ます。
また、問題数も厳選されていて、例題は100問程度しかありません。
ですから、1日10問ずつ解いていけば10日で仕上げることができます。
この辺も忙しい理系大学生にとってはありがたいですね。
そして、この電磁気学演習の一番良いところは、
問題の質が素晴らしい
というところです。
院試で頻出な問題ばかりを集めたといっても過言ではないくらい、院試対策としてやるべき良問ばかりが載っています。
ですから、院試で電磁気学を受験する人は、必ず解いておくべき演習書です。
- マセマの電磁気学
- 電磁気学演習(サイエンス社)
- 過去問演習
これが、院試の電磁気学対策の王道ルートになります。
【中・上級者向け】詳解電磁気学演習
最後におすすめする演習書がこちらです。
この詳解電磁気学演習の特徴としては、
- 圧倒的な問題数
- 難易度が高め
こういった特徴があります。
この問題集の構成としては、まず公式集があって、そのあとに演習問題がズラーっと並んでる感じですね。
実に440ページ、400問以上の問題数があります。
ですから、この本を1冊完璧に仕上げることができれば、院試の電磁気学で解けない問題はほぼほぼないでしょう。
しかし、これだけの分量を全て解くには時間的に厳しい人も多いと思います。
そのため、この詳解電磁気学演習の使い方としては、
辞書的に使う
ことをおすすめします。
どういうことかというと
院試で一番重要なことは、問題演習でも基礎の復習でもありません。
過去問演習です。
院試は大学院によって出題傾向が全く違うので過去問を研究して、過去問の類似問題を解けるようになることが大切です。
ですから、
過去問と似た問題を探すこと
これが大切になってきます。
この過去問と似た問題を探すため詳解電磁気学演習を使うことをおすすめします。
そのため、この本の400問以上ある問題の全てを解くのではなく、
自分の受ける大学院の過去問の問題と類似した問題を探して解く
これがおすすめです。
まとめ:自分のレベル別、目的別に使う参考書を選ぼう
大学院入試は、大学入試と違って、賢い人が受かるとは限りません。
情報や自分が受ける大学院の試験に沿った勉強をすることが非常に大切になります。
ですから、ただ闇雲に問題を解くのではなく、
- 基礎の復習はマセマの電磁気学
- 問題演習は電磁気学演習(サイエンス社)
- 過去問分析は、詳解電磁気学演習
こういった感じで、自分の目的別で使う参考書を分けることをおすすめします。
皆さんの、大学院入試がうまくいくことを心から願っています。
一緒に頑張りましょう!!
今回は以上になります。
ありがとうございました。