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- 院試はいつから勉強を始めれば良い?
- 4年からでも間に合う?
こういった疑問にお答えします。
目次
本記事の内容
- 大学院入試の勉強はいつから始めれば良い?
- 外部の場合、科目数が少ない大学院を受けよう
- 院試3ヶ月前からは過去問演習を重視しよう
- まとめ:院試は自分が受ける大学院にあった対策を取るべし
本記事の信頼性
このブログを書いている僕は現在大学4年の理系大学生です。
僕は、大学院入試のために、研究室訪問や大学院説明会に積極的に参加してきました。
そこで、院生へのインタビューを通じて院試の勉強はいつごろに始めれば良いのかを調査したので記事にまとめました。
大学院入試の勉強はいつから始めれば良い?
大学院入試は、大学入試と違って、周りの友人みんなが受けるわけではありません。
- 就職する人
- 大学院に進学する人
- 留年しそうでそれどころではない人
いろんな人がいますから、大学院入試について、話す機会ってあんまりないと思います。
ですから、院試を受ける多くの人はただ漠然と4年になったら勉強する。
こういった人が多いです。
ですが、それだと割と間に合わないことがあります。
大学院入試は、難しい試験ではありません。
しかし、簡単でもないんですよね。
ですから、
普通に3ヶ月くらい勉強すれば受かったという人もいれば
半年勉強したけど落ちたという人もいます。
そのため、院試は人によって勉強を開始するべき時期は異なります。
しかし、ここで話が終わっては、納得いかないと思いますので院試勉強期間の目安だけご紹介します。
- 内部試験の場合、4ヶ月前
- 外部試験の場合、半年以上前
上記の通りです。
僕が、大学院説明会で院生に聞いたデータだと大体こんな感じでした。
院試は、内部生の方が圧倒的に有利です。
これは、間違いありません。
理由としては、
- 定期テストの問題の類似問題が出題される
- 過去問の蓄積がある
こういった理由から、内部生は4ヶ月くらい前から勉強しても十分に間に合います。
しかし、外部性の場合、こうはいきません。
外部性の場合、
- 情報収集
- 問題演習
- TOEICの勉強
これに加えて、卒論や学校の授業などを同時並行で行わなければいけないわけです。
これをたった4ヶ月で院試合格ラインにまで持っていくのは相当きついです。
少なくとも、TOEICだけは大学3年生のうちに終わらしておくということが大切です。
外部の場合、科目数が少ない大学院を受けよう
外部の大学院を受ける場合、試験科目が少ない大学院を受けることをおすすめします。
その理由としては、
- 対策がしやすい
- 外部生を積極的に受け入れている
上記の通り。
まず、大きな理由としては、科目数が少ない方がシンプルに対策がしやすいからです。
大学院は同じ専攻でも受けるところによって科目数が全く違います。
5、6科目受けなければいけないところもあれば
たった2科目だけで済むところもあります。
どちらの方が対策がしやすいかというと言わずもがな後者の方です。
ですから、外部試験の場合、科目数が少なく対策がしやすい大学院を受験することをおすすめします。
また、科目数が少ない大学院は、外部生を積極的に受け入れていることが多いです。
というのも、同じ専攻でも大学によってカリキュラムが全く違うからです。
例えば、僕の通っている同志社大学の電気系では、
- 制御回路
- 確率・統計
は必修科目ではなくこういった科目を履修している学生はほとんどいません。
しかし、大学によってはこういった科目が必修科目になっていて、院試の出題範囲になっていることがあります。
つまり、科目数が多い大学院の場合、他の大学の学生が履修していない科目が含まれることが多いです。
そのため、外部生よりも内部生に有利な試験ということになるわけです。
ですから、外部生を積極的に受け入れていない大学院というのは科目数が多い傾向にあり、外部から入るのは難しいです。
逆をいうと、外部生を積極的に受け入れている大学院は科目数が少ないので割と外部からでも入りやすいですのでおすすめです。
ちなみに科目数が少ない大学院でいうと
- 東大
- 東工大
- 奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)
こういった大学院が科目が少なくおすすめです。
ただ、東大の場合、英語の試験がTOEICではなくTOEFLになるのでこの辺は注意が必要です。
院試3ヶ月前からは過去問演習を重視しよう
院試で一番重要なことは、
過去問演習です。
過去問を一切解かずに院試を受ける人はまずいません。
それくらい、院試における過去問の重要度は非常に高いです。
その理由としては、
- 過去問で出題傾向や出題範囲がわかる
- 問題の形式がわかる
上記の通り。
院試は、受ける大学院の専攻によって問題の傾向や出題範囲が全く違います。
そのため、参考書で全範囲勉強したけど、
結局院試に出ないような無駄なことも勉強してしまってたなんてことが起きてしまいかねません。
ですから、
- 過去問で演習をする
- 足りない知識を参考書で補う
- もう一度過去問を解く
これの繰り返しが一番です。
僕自身、院試の勉強をしていると、やっぱり大学によって出題の傾向が全く異なります。
A大学は、aの分野が頻出しているけど
B大学は、bの分野が頻出だな。
C大学は、aとbの両方出てるな。
とか、こんな感じで大学によって頻出分野が異なることが多いです。
もし、僕がA大学に行きたいと思っているならb分野の勉強をするよりもa分野の勉強を重点的にした方が圧倒的に良いわけです。
ですから、
直前期は、満遍なく勉強するのではなく、自分が受ける大学院にあった勉強をする
これが鉄則になります。
まとめ:院試は自分が受ける大学院にあった対策を取るべし
大学院入試は、受ける大学院によって対策が全く違います。
ですから、
一概にこれをやれば良いとか、何ヶ月前から勉強すれば良いとかはありません。
しかし、出来るだけ早めに対策を取った方が良いのは間違いないです。
また、大学院は大学受験と違ってとても閉鎖的な試験ですので、
情報量がものをいう試験です。
ですから、積極的に
- 大学院説明会
- 研究室訪問
- 院生へのコンタクト
こういった情報収拾を徹底的に行って、院試合格を勝ち取りましょう。
あなたの大学院受験がうまくいくことを陰ながら応援しています。
今回は以上になります。
ありがとうございました。