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理系の学科によって就職の有利、不利ってあるの?
学科によって就職先や職種は違う?
こんな疑問にお答えします。
目次
本記事の内容
- 理工学部の学科について
- 理系ナビを使って自分にあった業界や就活戦略を見つけよう
- 就活は電気系と機械系が強い
- 同志社の理工学部電気系の主な就職先
- 理工学部の学生は大学院に行くべき
- まとめ:理系は就活最強です。
本記事の信頼性
このブログを書いた僕は同志社大学に通う理系大学生で他のサイトには載っていないような理系のリアルな情報を発信します。
また、大学院生、他学科や他大の理系大学生にインタビューを行い、客観的なデータをもとに記事を執筆しました。
理工学部の学科について
理工学部と一言で言っても、その中には多くの学科があります。
同志社の理工学部では、
- インテリジェント情報工学科
- 情報システムデザイン学科
- 電気工学科
- 電子工学科
- 機械システム工学科
- 機械理工学科
- 機能分子・生命化学科
- 化学システム創成工学科
- 環境システム学科
- 数理システム学科
上記の通り、10個の学科に分かれています。
その一つ一つの学科によって就職先や就職のしやすさが全く異なります。
そのため、それぞれの学科ごとの就職戦略や業界を選んでいく必要があります。
では、どうすれば、自分にあった就職先や業界を選ぶことができるのでしょうか。
それは、理系専用のナビサイトを活用することです。
理系ナビを使って自分にあった業界や就活戦略を見つけよう
理系ナビとは、理系専用の就活ナビサイトです。
これまでの就活は、理系と文系が複合されたナビサイトを使って業界研究や就活戦略を立てていました。
しかし、これからは
- 理系は理系のナビサイト
- 文系は文系のナビサイト
こういった感じで、理系か文系かによって分けることによって、自分が知りたい情報、知りたい業界だけをピックアップして就活に望むことができます。

また、理系ナビを通じて
- 業界研究セミナー
- インターンシップに参加
- キャリア相談
こういったことができます。
特に業界研究セミナーでは、理系の専門職の方とじっくり話をすることができ、仕事内容や職種の理解を深めることができます。

ですから、理系の学生は一度、理系ナビを活用してみることをおすすめします。
就活は電気系と機械系が強い
進学するのにおすすめなのは
- 電気系
- 機械系
この2つです。
理由としては、就職先の選択肢が多いからです。
僕は電気系に進学しているのですが、電気系や機械系の学科の先輩は、多種多様な業界に就職しています。
これは、電気や機械を使っていない企業がほぼほぼないことが要因です。
今時、どの企業にもロボットや電気機器を使っていますので、どの業界の企業にとっても機電系の学生は必要なわけです。
ですから、機電系の学生は電気会社に入りたいなら、パナソニックや日立などの電気会社を選べばよいし、自動車に興味があれば、トヨタや日産を選ぶことができます。
また、建築会社や情報系の会社に就職することもできます。
大学に入った時点で、自分の人生を決めなくてよくて、後でつぶしが効くのが機電系のいいところだと感じます。
学内推薦の数が多い
また、電気系と機械系には学内推薦の数がめちゃくちゃおおいです。
学校によっても、推薦の数が変わってくると思うのですが、自分の友達で地方の国立大学の電気系に進学した人も、同じ地方国立にいったほかの友達よりも良い就職先に就職できたと言っている人が大多数います。
そして、同志社大学でいうと電気系の学生数が1学年160人いるのですがその倍以上の推薦がありますので、まず就職できないという人はいません。
同志社の理工学部電気系の主な就職先
パナソニック株式会社
株式会社日立製作所
三菱電機株式会社
この他にもトヨタ自動車、アイシン精機、富士通、関西電力、東京電力、富士通テン、東芝、神戸製鋼所、トヨタ車体、積水ハウス、ダイキン工業、ヤンマー、日本輸送機など知っていない企業を探す方が難しいほどの大手ばかりに就職しています。
他の難関私大の電気工学科も同じような就職先になると思っていただいて大丈夫です。
やはり、この就職先からもわかるように電気系は今の日本では希少で必要不可欠な存在ですので、まだ、夢が決まっていない人や少しでも電気に興味がある人にはとてもオススメです。
理工学部の学生は大学院に行くべき
- 難関私立大学では約6割
- 難関国立大学では約8割
の学部生が大学院に進学します。
理系の学部は文系と違って大学院に進学することが多いです。
その主な理由としては
- 専門性が高まる
- 就職において有利に働く
- 院生から順番に学内推薦で行きたい企業を選べる
上記の3つになります。
一つずつ解説していきます。
専門性が高まる
理系は、学部の3年までは、自分の学科のカリキュラムに従って授業を履修します。
そこでほとんどの人が学部の3年までにほぼ全ての単位を取りきってしまいます。
そして4年になると研究室に配属されます。
研究室は学科の中でもいろんな研究をしている研究室があるので自分が興味のある分野の研究をしている研究室を選ぶわけです。
電気系だと、
- 光ファイバー
- 超音波
- 通信
- 電力系統
上記以外にも様々な研究分野の研究室があるので、自分の興味のある分野は見つかると思います。
そこで、学部卒は1年間、大学院に進学する人は3年間研究をするわけです。
しかし、学部卒になるとこの1年間はほとんど卒業研究と就活でいっぱいいっぱいになってしまうんですよね。
ですから、研究に没頭したい。もっと専門性を高めたい人は大学院に進学します。
大学院に進学するとプラス2年間、自分のテーマに沿った研究を続けるので必然的に専門性が高まっていくわけです。
就職において有利に働く
理系の場合、院卒と学部卒では就職の難易度が全く異なります。
大企業や優良企業の開発職や研究職などのいわゆる『理系就職』であれば、院卒じゃないと内定をもらえないと言っても過言ではありません。
それくらい学部卒で技術職に入るのは困難です。
当たり前ですが、企業としても理論的なことだけを覚えている学部の人よりも実験でのリアルな試行錯誤を繰り返して研究を行ってきた院卒の方が即戦力として使える人材なわけです。
ですから、学部卒であれば主に文系就職をすることが多いです。
理系の場合、文系就職だからと言って文系学部の学生よりも不利になるなんてことはありません。
むしろ電気系の会社だと営業やマーケティングの仕事であったっとしても理系出身の学生の方が重宝されることがあります。
ポイント
理系就職したいのであれば大学院に進学する
文系就職したいのであれば学部で卒業する

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院生から順番に学内推薦で行きたい企業を選べる
理工学部の多くの人は主な就活をせずに学内推薦で就職をするという人が多いです。
では、学内推薦で選べる順番は何で決まるのでしょうか。

やはり、学内推薦においても院卒は強いということになります。
そして、次に学部生のGPAが高い人から学内推薦を獲得することができます。
まとめ:理系は就活最強です。
ITが発達して、ネットや機械で溢れかえっている現代社会においてエンジニアは、引く手数多の人材になります。
ですから、理工学部というだけで、同じ大学でも他の学部と比べると就職のしやすさが全く違ってきます。
上記の表は、東洋経済が出している、有名企業400社への就職率ランキングです。
1位は、東大でも京大でもなく、東工大になっています。
しかも、トップ10以内に多くの理系単科大学がランクインしています。
これを見ると、エンジニアの需要が高いことがわかります。
ですから、就職に関しては、理工学部に行っとけば間違いありません。
このサイトでは理系大学生向けの情報を数多く発信しています。
皆さんの就活の少しでも手助けになれば幸いです。
今回は以上になります。
ありがとうございました。