はてな
- 10年間でFIREを達成するには?
- バランスが良いポートフォリオの組み合わせは?
こういった疑問にお答えします。
目次
本記事の内容
- FIREとは?
- 10年でFIREを達成するための具体的な方法
- 【まとめ】10年FIREはリスク許容度が高く、生活水準が低めの人におすすめ!
本記事の信頼性
このブログを書いている僕は、現在投資歴4年の大学院生です。
僕は、学部時代にブラック企業に3年間勤めていた経験から労働に絶望し、FIREについて徹底的に調べ尽くしました。
その経験から、今回は10年という期限付きでFIREを実現するための具体的な方法について解説していきます。
FIREとは?
FIREとは、Financial Independence Retire Earlyの頭文字を取った言葉で、経済的に自立し、早期リタイアすることを指します。
- Financial:経済的な
- Independence:自立
- Retire:退職する
- Early:早く
上記の通り。
つまり、FIREとは、早期に生活をまかなえるだけの資産を形成し、定年退職前にリタイアしてしまおうという考え方です。
では、実際にFIREを実現するために、どれくらいの積立が必要なのかを貯金と資産運用に分けていきます。
22歳(大卒年齢)から20年間の積み立てで、42歳までに5千万円を貯める場合
運用利回り | 毎月の投資額 |
0%(貯金) | 20.4万円 |
3% | 15.3万円 |
5% | 12.2万円 |
7% | 9.6万円 |
上記の通り。
利回りによって、毎月の投資額が大幅に違うことがわかるかと思います。
たった1%の利回りでも月々の投資額に数万円の差が生まれています。
20年間の積み立てを、貯金の場合と利回り7%で運用した場合を比較すると、元金に倍以上の違いが生まれていることがわかります。
そのため、FIRE実現には投資による資産形成が前提となりますね。
投資によって効率よく資産を形成し、生活費を賄えるだけの資産が貯まれば退職するということがFIREの基本的なやり方になります。
10年でFIREを達成するための具体的な方法
FIREを達成するために基本的には、長い時間を用いて複利の力を使って莫大な資産を形成することが必要になります。
もし、今20代前半や10代であれば、このやり方でFIRE達成もできるでしょう。
しかし、今30代、40代であれば、20年という歳月はあまりにも長すぎるかと思います。
FIREではなくもはや定年退職の年齢になってしまいますね。
そのため、ここからは10年という短い年月でFIREを実現するための具体的な方法について解説していきます。
まずはじめに10年では、先ほど言ったような複利の力を最大限に生かすことが難しくなってしまいます。
10年でFIREを達成する具体的な方法は下記の通りです。
- 生活水準を圧倒的に下げる
- 期待リターンの高い銘柄に投資をする
- 入金力を上げる
一つずつ解説していきます。
生活水準を圧倒的に下げる
FIRE達成には、生活水準によって難易度が大きく変わってきます。
というのも、FIREには1年間の生活資金の25倍の資産が必要だと言われているからです。
投資信託で年率5%以上の運用を続けることは難しいことではありません。
投資信託の期待リターンを5%と仮定するなら、毎年総資産の5%を取り崩しても理論上資産は減りません。
投資信託で売却益が出た場合、所得税15%、住民税5%、復興特別所得税0.315%の合計20.315%が課税されます
つまり、年間生活資金の25倍の資産があれば、安定運用でFIREを達成することができる計算になります。
この年間生活資金の25倍の資産形成の難易度は、生活水準によって大きく変わってきます。
例えば、月15万円で生活できる人と月20万円で生活できる人の違いを表したものが下記の通り。
このように、月の生活費が5万円違ってくるだけで、必要な資産額が1500万円も違ってきます。
生活水準が低ければ低いほど10年FIRE達成の難易度も低くなりますね。
期待リターンの高い銘柄に投資する
10年FIRE達成に必要なものの2つ目としては、年利回りを高めるということです。
その年間利回りを高める手段として、おすすめするのがレバレッジ商品で運用するということです。
レバレッジとは、経済活動において、他人資本を使うことで自己資本に対する利益率を高めること、または、その高まる倍率のこと。
レバレッジ商品にあまり良いイメージを持っていない方も多いかもしれません。
しかし、実際の株価指数の大局は、常に上向きですのでレバレッジをかけた方が圧倒的に効率の良い資産運用を実現することができます。
ただ、レバレッジ投資信託には、高いリスクがあることは否めません。
そのため元金が1/3以下になっても保有し続けるんだという強い気持ちがない人にはあまりおすすめできません。
とはいえ、10年間、売却をせずに積み立てし続けたら元金割れすることはほぼありませんので安心してください。
レバレッジ商品の特徴は下記の通り。
- 高リスク高リターン
- 信託報酬が高め
- 年率10%以上が期待できる
-
-
iFreeレバレッジNASDAQ100は、長期積立投資に向いているのか?
続きを見る
基本的には、リスクとリターンは相関関係にありますから、高利回りを狙うのであればレバレッジ投資は非常におすすめです。
リスクを取ることで平均的なリターン以上のリターンを期待することができますからね。
ブル型とは、株価指数と同じ値動きに倍率をかけること
ベア型とは、株価指数の反対の値動きに倍率をかけること
いろんなレバレッジ投資信託がある中で私がおすすめできるレバレッジ投資信託は、レバレッジナスダック100とUSA360だけです。
今回は、レバレッジナスダック100に焦点を当てて解説していきます。
一般的な投資信託では、SP500指数に連動した投資信託や全世界株式が人気です。
しかし、こういった投資信託を用いて10年で5000万、7000万貯めようと思っても並大抵の入金力では実現することができません。
これに比べて、レバレッジナスダック100は10年という限られた期間でも圧倒的なパフォーマンスを実現することができます。
S&P500と通常のナスダック100を比較したチャートが下記の通り。
通常のNASDAQ100でさえ、圧倒的な運用成績を残していますがレバレッジナスダック100はこの指数に2倍のレバレッジがかかるということです。
これより、レバレッジNASDAQ100は過去10年間でS&P500を圧倒的に凌駕することがわかります。
このように、レバレッジナスダック100であれば、10年で億り人になることも夢ではありません。
入金力を上げる
10年FIREを実現する方法の3つ目は入金力を上げるということです。
先ほども解説したように、FIREを実現するためには総資産額がを年間生活費の25倍程度にできることが理想です。
年収200万の人がどれだけ倹約生活をしても、年間100万以上を投資に充てることは難しいでしょう。
しかし、年収1000万の人であれば、年間500万以上を投資に充てることはそう難しいことではありません。
このように、やはり、自分や世帯の収入を上げるということがFIRE達成への近道であることは間違いありません。
- 会社員であれば、副業をする
- 会社の給料が低いのであれば転職をする
上記のように、年収を少しでも上げることを考えましょう。
【まとめ】10年FIREはリスク許容度が高く、生活水準が低めの人におすすめ!
今回は、10年という期限付きでFIREを達成するための具体的な方法について解説しました。
やはり、10年という期限付きだとある程度リスクを負うことは必要ですね。
- 入金力
- 生活水準の見直し
- 高利回りの銘柄に投資
上記を徹底して、一緒にFIREを目指しましょう。
今回は以上になります。